股間の話

 かなり更新を怠りました。ただ、この間何もしていなかったかというとそういう理由ではありません。紳士注文服製作作業の一級を取得したり日々勉強はしております。  同志でラインのグループを組んでおり、このグループでは時折製図や...

アンジェロ・リトリコという存在

この名前を耳にしたのはクラシコイタリアで雑誌が盛り上がっていた時期だったろうか、胸から裾にかけて大きなダーツを入れた上着があると先生に見せに行ったら”キトン”でもなく”アットリーニ”でもなく出てきた名前が『アンジェロ・リ...

シャツ職人のお薦めする生地

 先日オーダーで夏のシャツを一着仕立てました。夏というと最近は麻が多いですが、長年誂えている方だと『アルモの綿ボイル』でしょうか。撚りが強くかけてあり、皺になりにくいのとすぐ乾くという特徴があります。『ボイル生地ならやっ...

製図の話

日本の紳士服業界においてこのお二人の名前は外せないでしょう。 磯島定二先生と貝塚正高先生。このお二人が現代の製図基礎となる部分を担ったと言っていいと思います。先生方の著書は技術の基礎的な事が書いてあり今でも通用します。 ...

直裁ち

講習会後の雑談で話題になったこのテーマ。何故直裁ちという手法に至ったか? この問に対して話し合って出てきたのは“紙は伸縮するから”という答え。 おそらく昔の紙の品質事情を考えると数字やメモ以外信用...