父の誕生日

 もうすぐ誕生日を迎える父。”○○が欲しい”というリクエストがあればそれですぐ終わる事だけれど「別に何もいらない」と言われるとそれはそれで困ってしまいます。何かプレゼントしなければ何だか自分の気持がスッキリしないため、仕事の帰りにJR名古屋タカシマヤへ寄って父の好みに合いそうな”何か”を探すのでした。

 まずはメンズフロアの7階へ。”ポロシャツ”何着かプレゼントしているし良い物を持っているので候補から除外。”ネクタイ”最近は絞める事が少なくなったのと柄の好みが細かいため保留。”Tシャツ”そもそも着ない。着るならNIKKEのSuper180’sTシャツをプレゼントしたかった、残念。”下着類”いっぱいあるので少し処分してほしいと母が怒っているのでこれは却下。

 続いて10階にある男の書斎を物色。雑貨や食器の類が色々揃っているけど父の好みに合うかとなるとピンと来る物が無く、ぐるっと周って見て退店。思えば父は道楽的なところがあまり無いと今更ながら気がつく。

 残るは食品という事になるので地下のフロアへ移動する。到着すると早速定番のケーキを物色。だがしかし、親の好みはお洒落なパティシエが作ったケーキよりも街の洋菓子屋さんが作ったケーキが好み。和菓子もあれば食べるかも程度なので、最終的に父の好きな海産物を贈る事に決定。

父の誕生日プレゼント

 毎年こんな事を繰り返し、結局は鯛の何かを父に贈っているのです。